[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;22669.00;-82.61TOPIX;1568.33;-4.63[後場寄り付き概況] 後場の日経平均は前週末比82.61円安の22669.00円と前引け値(22629.30円)から下げ幅を縮小して取引を開始した。
ランチバスケットは差し引き売り買い均衡との観測。
また、ランチタイムの日経225先物は、きょうの高値水準でのもみ合いに。
前場のTOPIXが0.50%下落していたこともあり、日銀によるETF買いへの思惑が下支えとして意識されるなか、後場の日経平均はきょうの高値圏で推移する格好となっている。
米中対立の激化で前場から防衛関連の物色が目立つなか、市場からは「5G関連などへの資金流入にも注目」しているといった声も聞かれている。
売買代金上位では、東エレク (T:8035)やレーザーテック (T:6920)など半導体関連のほか、サイバー (T:4751)が7%安、イビデン (T:4062)が5%安と下げが目立ち、富士通 (T:6702)、村田製 (T:6981)なども軟調な一方、日本電産 (T:6594)、ネットワンシステムズ (T:7518)などが堅調となっている。
業種別では海運を筆頭に、鉄鋼、精密機器、ガラス土石などが弱い値動き。