本日のマザーズ市場では、日経平均が利益確定の売りで上値の重い展開となるなか、マザーズ指数の堅調ぶりが目立った。
前日の米国市場ではNYダウが反落する一方、ハイテク株比率の高いナスダック総合指数が続伸し、本日の東京市場もこうした流れを引き継いだ。
また、決算発表シーズン終盤に新興企業が増え、業績伸長しているヘルスケア関連株などを中心に賑わった。
なお、マザーズ指数は続伸、終値としては6月25日以来の高値水準となった。
売買代金は概算で2083.79億円。
騰落数は、値上がり210銘柄、値下がり104銘柄、変わらず12銘柄となった。
個別では、時価総額上位のJMDC (T:4483)が決算を受けて9%を超える上昇となり、同じくヘルスケア関連のメドピア (T:6095)は好決算でストップ高水準まで急伸した。
その他、売買代金上位では直近上場のティアンドエス (T:4055)が売り買い交錯ながら8%近く上昇し、前日にストップ高比例配分となったAIinside (T:4488)も商いを伴って大幅続伸。
時価総額上位ではメルカリ (T:4385)、弁護士コム (T:6027)などが上昇した。
一方、フリー (T:4478)などは軟調。
ロコガイド (T:4497)は上場後初の決算発表を受けて売りがかさみ、ストップ安を付けた。
また、新株予約権発行を発表したフルッタ (T:2586)、決算が嫌気されたロジザード (T:4391)やピアズ (T:7066)は売り気配のままストップ安比例配分となった。