[東京 20日 ロイター] - 三井住友ファイナンス&リース(F&L)は20日、不動産投資ファンドのケネディクス (T:4321)の株式を公開買い付け(TOB)し、子会社化すると発表した。中核事業の1つと位置付ける不動産事業を強化する。ケネディクスは上場廃止となる見込み。
三井住友F&Lの完全子会社が設立したSMFLみらいパートナーズインベストメント2号を通じ、1株750円で買い付け、株式の79.73%を取得する。ケネディクスの株主は現筆頭株主との2社となる。
買い付け総額は1319億円で、買い付け期間は11月24日から2021年1月8日。
ケネディクスはTOBに賛成意見を表明した。
リース業界では再編の動きが広がっている。三菱UFJリース (T:8593)は9月24日、日立キャピタル (T:8586)との経営統合に向けた契約締結を発表した。2021年4月1日に統合を予定している。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201120T095651+0000