［３０日 ロイター］ - アドビ・アナリティクスによると、米感謝祭明けの月曜日に実施される今年のインターネット通販の大規模セール「サイバーマンデー」の売上高は１０８─１１４億ドルとなる見通し。米国での１日のオンライン売上高としては過去最大規模とみられる。
これは当初予想の最大１２７億ドルを下回るものの、米年末商戦の幕開けとされる「ブラックフライデー」の売上高９０億ドル、昨年の「サイバーマンデー」の売上高９４億ドルをはるかに上回る。
アドビ・デジタル・インサイツのディレクターは「新型コロナウイルス感染拡大や大統領選、景気刺激策を巡る不透明感などが消費者の購買行動に影響を及ぼし、史上最高のオンライン売り上げにつながった。この傾向は継続し、これからクリスマスまでのオンライン売上高も過去最高に達するとみている」と述べた。
アドビによると、今年の売れ筋商品はホバーボード、韓国ＬＧ電子やサムスン電子製のテレビ、アップルのワイヤレスイヤホン「ＡｉｒＰｏｄｓ」や時計、任天堂のゲーム機「スイッチ」などだったという。