[ダブリン 15日 ロイター] - アイルランド当局は15日、米ツイッターに対し、欧州連合(EU)の「一般データ保護規則(GDPR)」に基づき45万ユーロの罰金を課したと発表した。
基本ソフト(OS)「アンドロイド」向けアプリの不具合により、保護されるべき一部の個人的な投稿が公にされたことに対するもの。
ツイッターは声明で「この不具合に対し完全に責任を取り、利用者の個人データの保護に引き続きコミットしていく」とした。
ツイッターはEU本社の所在地の関係で、アイルランド当局の管轄下に置かれる。GDPRは2018年に導入されたが、ある国の当局が他のEU加盟国に事前に相談することなく事案に対する判断を下せる新たな仕組みの下で、今回のアイルランド当局の判断は初めてのものとなる。