40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

中小型株の循環物色に新年相場への期待

発行済 2020-12-25 12:18
更新済 2020-12-25 12:21
© Reuters.  中小型株の循環物色に新年相場への期待

[日経平均株価・TOPIX(表)]日経平均;26659.99;-8.36TOPIX;1776.46;+2.19[後場の投資戦略] 本日の東京市場では、海外投資家のクリスマス休暇により取引が減少。

ここまでの東証1部売買代金は6500億円あまりにとどまっており、1日を通じても前日の1兆6122億円からさらに落ち込む可能性が高い。

日経平均は値動きが乏しく、小幅な下落で前場を折り返した。

ただ、ソフトバンクG1銘柄で約59円の押し下げ要因となっており、東証1部全体としては値上がり銘柄の方が多い。

東証株価指数(TOPIX)は前引けで0.12%の上昇となっており、市場のムードはさほど悪いわけではないだろう。

 一方、新興市場ではマザーズ指数が3日ぶりに反落しているが、直近2日で40pt近く上昇していたため、週末を前に利益確定の売りが出るのは想定内だろう。

さすがに22日上場のウェルスナビ (T:7342)などの直近IPO(新規株式公開)銘柄は上値追いの動きが鈍ってきたが、その分、新たな上場銘柄の初値買いに投資資金が向かっている印象だ。

本日の新規上場組では、マザーズのファンペップ (T:4881)がやや警戒されつつも公開価格比+10%、東証2部のSANEI (T:6230)が+60%という初値を付けている。

ジャスダックの東和ハイシステム (T:4172)はまだ買い気配だ。

また、前日の取引ではIPO銘柄を利益確定した資金が既存のマザーズ銘柄にもじわり還流し始めた感があった。

 年末に向けてまだまだ節税目的の損出し売り、買い持ち高を手仕舞うための売りが出てくる可能性はある。

市場関係者からは年末年始の急激な為替変動の可能性を警告する声が聞かれるし、コロナ禍中に買い持ちしたまま4日間の休暇を迎えるか、個人投資家にとっては悩ましいところだろう。

ただ、上述したような循環物色の流れが継続しているところを見ると、新年相場での中小型株の活躍に期待が持てそうだ。

(小林大純)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます