[東京 1日 ロイター] - 日本航空(JAL)は1日、2021年3月期通期(国際会計基準)の連結純損益が3000億円の赤字になる見通しと発表した。従来は2400億円─2700億円の赤字(前期は534億円の黒字)を見込んでいたが、赤字額が拡大する。新型コロナウイルスに伴う旅客需要の減少が想定以上で収入が落ち込んでいるため。20年4─12月期の連結純損益は1813億円の赤字だった。年間配当も無配(前期は55円)とする。
IBESのコンセンサス予想では、アナリスト7人の通期純損益予想の平均値は2368億円の赤字となっている。