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ロケット残骸、地中海上空で大気圏再突入へ 中国当局が発表

発行済 2021-05-09 11:41
更新済 2021-05-09 11:54
© Reuters.  中国当局は9日、大型ロケット「長征5号B」の残骸が北京時間の午前10時12分(日本時間午前11時12分)ごろ大気圏に再突入すると発表した。15分程度前後するという。写真

[北京 9日 ロイター] -中国当局は9日、大型ロケット「長征5号B」の残骸が北京時間の午前10時12分(日本時間午前11時12分)ごろ大気圏に再突入すると発表した。15分程度前後するという。

中国有人宇宙事業弁公室によると、突入予測地点は東経28.38度、北緯34.43度。地中海周辺の上空に当たる。

中国外務省は7日、残骸の大半は再突入で燃え尽き、被害を及ぼす恐れはほとんどないとの見解を示していた。同ロケットは、中国の宇宙ステーションの3人用居住区施設を打ち上げた。

欧州と米国の監視機関は、グリニッジ標準時(GMT)の9日未明(日本時間昼ごろ)に大気圏に再突入するとの見通しを示していた。

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