[東京 1日 ロイター] - 協和キリンは1日、米製薬会社アムジェンとアトピー治療薬の共同開発と販売に関する契約を締結したと発表した。今回の契約で、協和キリンはアムジェンから4億ドル(約440億円)の契約一時金に加え、開発の進捗などに応じて最大8.5億ドルのマイルストーン収入を受ける可能性もある。
協和キリンが創製したアトピー薬「KHK4083」で、日本以外の全世界での開発費や米国での販売費用を折半することで合意。日本以外の全世界での売り上げはアムジェンに計上される。協和キリンは売り上げに対するロイヤルティー収入を受け取る。