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Jトラスト Research Memo(4):2021年12月期第2四半期の営業利益は前年同期比大幅増益(2)

発行済 2021-09-17 08:34
更新済 2021-09-17 08:45
© Reuters.
8508
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■Jトラスト (T:8508)の業績動向

(2) 韓国及びモンゴル金融事業
韓国及びモンゴル金融事業では、2020年12月期にJT親愛貯蓄銀行を、2021年8月にはリース業のJTキャピタルを売却し、現在は銀行業のJT貯蓄銀行とサービサー(債権回収)事業のTA資産管理(以下、TAアセット)を保有する。
また、2018年5月にはモンゴルのファイナンス会社(現 JトラストクレジットNBFI)を子会社化している。


JTキャピタル及びJT貯蓄銀行については、前期に株式譲渡契約を締結したことにより非継続事業に分類していたが、韓国金融委員会の承認取得に時間がかかっているため、いったん分類を継続事業に戻している。
これに伴い、2021年12月期第2四半期業績には、両社の数値が含まれている。
今後の予定については、JTキャピタルは2021年8月に株式譲渡が完了しており、第3四半期より非継続事業に分類される予定である。
一方でJT貯蓄銀行については、JTキャピタルの株式譲渡完了後3か月以内に譲渡契約を締結予定で、契約締結後5か月以内(2022年4月まで)に売却される見込みとなっている。


2021年12月期第2四半期はJT貯蓄銀行の貸出残高の増加などを受けて、営業収益は9,419百万円(同10.0%増)、営業利益は2,189百万円(同61.5%増)となった。
また、通期計画に対する第2四半期進捗率は、営業収益69%、営業利益82%に達する順調な決算であった。


JT貯蓄銀行の貸出は消費者以外有担保と消費者無担保が好調で、前年同期比で増加傾向にあり、NPL比率(90日以上延滞債権比率)も2.69%の低水準を維持している。
同社グループでは、金融当局の承認が下り次第、株式譲渡日現在の自己資本を基準に最終決定した価格で売却する予定である。


一方、JTキャピタルの貸付資産は減少傾向をたどっているが、足元では反転の兆しが見える。
NPL比率も3.01%となっており低水準を維持している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)


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