[シンガポール 23日 ロイター] - 英金融大手HSBCホールディングスのノエル・クイン最高経営責任者(CEO)は、中国の不動産開発大手、中国恒大集団の債務問題について、資本市場に影響を及ぼす可能性があるものの、自社への直接的な影響はないとの見方を示した。
22日に開かれたバンク・オブ・アメリカ主催の会合での発言が、HSBCのサイトでウェブ配信された。
恒大集団を巡る状況は「憂慮すべきであり、特に資本市場や債券市場に二次的、三次的な影響が及ぶ可能性がある」とし、注視していく必要があると述べた。