[北京 30日 ロイター] - 中国国家外為管理局(SAFE)は30日、資本取引の開放を着実に推進し、人民元の柔軟性を維持する方針を示した。
国内で海外機関投資家が株式を発行できる試験的な制度を改善し、適格国内有限責任組合(QDLP)および適格外国有限責任組合(QFLP)の試験運用を拡充していくと述べた。
人民元の柔軟性を維持し、金融機関が市場の需要に応じてさらなる外貨デリバティブ(金融派生商品)を提供するのを支援するとした。
SAFEによると、6月末時点の対外債務残高は2兆6800億ドル(3月末は2兆5300億ドル)。
短期対外債務残高は6月末時点で1兆5100億ドル(3月末は1兆4000億ドル)。