[北京 11日 ロイター] - 経営危機に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団傘下で電気自動車(EV)の開発・生産を手掛ける中国恒大新能源汽車集団は11日、来年のEV生産着手を目指すと発表した。
同社は先月、迅速な資金注入がなければ資金繰りが破綻すると警告。戦略的投資や資産の売却がなければ、従業員やサプライヤーへの支払い、および自動車の量産能力に影響が及ぶだろうとしていた。
ただ、同社はこのほど部品会社や地元当局などとの会合を開催。ウェブサイト上の発表によると、経営陣は来年の量産開始を確実に達成するとした。