[ 12日 ロイター] - 国際オリンピック委員会(IOC)は、今年の東京五輪に参加した各国・地域の国内オリンピック委員会(NOC)への助成金として2850万ドル(約32億4500万円)を拠出することを計画している。
東京五輪は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の影響で1年延期となった。
東京五輪延期による助成金のうち推定500万ドルは、2022年北京冬季五輪に参加するNOC支援のためのプログラムに充てられる。
IOCは、パンデミックに関連する全体的なコストは東京大会よりも北京大会の方が低くなると予想する一方で、「特にテストの必要性、旅費や物流費の増加により、NOCには追加コストが発生するだろう」と声明で述べた。