[27日 ロイター] - ビジネス情報を手掛けるS&PグローバルとIHSマークイットは27日、米司法省による合併承認の条件を満たすための一部事業売却を発表した。
両社は2020年11月に合併計画を発表。規模は440億ドルに上り、司法省は今年11月、一部事業売却など条件に反トラスト法上の承認を付与すると発表していた。
S&PグローバルはCUSIPグローバル・サービシズ(CGS)をファクトセットに現金19億3000万ドルで売却。IHSはベース・ケミカルズ事業をメディア大手ニューズ・コーポレーションに2億9500万ドルで売却する。
S&Pグローバルはこのほか、レバレッジド・コメンタリーとデータ事業などの売却も確約した。