(本文最終段落で、コンブ氏が引き継ぐのはCOOではなくソフトバンクグループ・インターナショナルのCEOであることを明確にし、訂正します)
[東京 28日 ロイター] - ソフトバンクグループは28日、最高執行責任者(COO)のマルセロ・クラウレ氏が退社したと正式に発表した。理由は明らかにしていないが、関係者によると、報酬について孫正義会長兼社長と対立していたという。
クラウレ氏は、共有オフィスの米ウィーワークや米携帯通信スプリントの再建、Tモバイルとの合併を手掛けるなど、孫会長の側近のひとりとして活躍していた。
孫会長は「これまでの彼の尽力に感謝するとともに、今後の活躍を願っている」とのコメントを公表した。
クラウレ氏はソフトバンクグループ・インターナショナルの最高経営責任者(CEO)も務めており、退任により元スプリントCEOのミシェル・コンブ氏が同社の新CEOとなる(訂正)。ソフトバンクグループCOOの後任は明らかになっていない。