40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米国株式市場=大幅安、積極的な米利上げ懸念で

発行済 2022-02-11 06:58
更新済 2022-02-11 07:00
© Reuters. 米国株式市場は大幅安。予想を上回る米インフレ指標やその後の米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言を受け、FRBがより積極的に利上げを行うのではないかとの懸念が高まった。1

[10日 ロイター] - 米国株式市場は大幅安。予想を上回る米インフレ指標やその後の米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言を受け、FRBがより積極的に利上げを行うのではないかとの懸念が高まった。

米労働省が10日に発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年同月比7.5%上昇し、伸び率は1982年2月以来、約40年ぶりの大きさとなった。上昇率は4カ月連続で6%を超えた。21年12月は7.0%だった。

これを受け、米セントルイス地区連銀のブラード総裁は10日、自身のタカ派姿勢を「劇的に」強め、7月1日までに100ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されることを望むと述べた。

USバンクウェルスマネジメントのチーフ株式ストラテジスト、テリー・サンドヴェン氏は、インフレによってバリュエーションは圧迫されやすいとした上で、「FRBによる利上げの回数と規模が判明するまで変動が続くだろう」と述べた。

ブラード総裁の発言を受け、米金利先物市場はFRBが政策金利の誘導目標レンジを6月会合までに1─1.25%に引き上げるとの見方を完全に織り込んだ。

テスラやエヌビディア、マイクロソフトなど時価総額が大きいグロース株が約3%安。

業種別ではS&P11セクター全てが下落。情報技術が2.75%安、不動産が2.86%安と下げを主導した。

一方、米企業の四半期決算は引き続き好調。リフィニティブによると、決算を発表したS&P500構成銘柄のうち78%がアナリスト予想を上回った。

米娯楽大手のウォルト・ディズニーは3.4%高。9日発表した第1・四半期(1月1日まで)決算は、売上高が予想を上回った。ホリデーシーズン中に国内テーマパーク事業が安定的に回復したことに加え、動画配信サービスの契約件数が堅調に伸びたことが追い風になった。

米玩具大手マテルと米食品大手ケロッグはそれぞれ7.65%、3.11%上昇。市場予想を上回る通期利益見通しを発表した。

米取引所の合算出来高は128億株。直近20営業日の平均は125億株。

ニューヨーク証券取引所では、値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を3.08対1の比率で上回った。ナスダックでも2.26対1で値下がり銘柄数が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 35241.59 -526.47 -1.47 35630.8 35800. 35100.

1 24 72

前営業日終値 35768.06

ナスダック総合 14185.64 -304.73 -2.10 14228.6 14509. 14118.

8 56 20

前営業日終値 14490.37

S&P総合500種 4504.08 -83.10 -1.81 4553.24 4588.9 4484.3

2 1

前営業日終値 4587.18

ダウ輸送株20種 15390.70 -267.20 -1.71

ダウ公共株15種 924.05 -24.98 -2.63

フィラデルフィア半導体 3536.10 -117.62 -3.22

VIX指数 23.91 +3.95 +19.79

S&P一般消費財 1464.90 -26.48 -1.78

S&P素材 536.11 -3.05 -0.57

S&P工業 852.97 -14.35 -1.65

S&P主要消費財 787.08 -8.21 -1.03

S&P金融 676.07 -5.77 -0.85

S&P不動産 288.48 -8.50 -2.86

S&Pエネルギー 520.12 -3.55 -0.68

S&Pヘルスケア 1538.92 -24.61 -1.57

S&P通信サービス 240.63 -3.44 -1.41

S&P情報技術 2801.71 -79.28 -2.75

S&P公益事業 340.01 -9.10 -2.61

NYSE出来高 10.90億株

シカゴ日経先物3月限 ドル建て 27395 - 305 大阪比

シカゴ日経先物3月限 円建て 27385 - 315 大阪比

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます