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三機工業---3Qは増収・2ケタ増益、機械システム事業が順調に推移

発行済 2022-02-14 11:41
更新済 2022-02-14 11:45
1961
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三機工業 (T:1961)は10日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比5.0%増の1,357.23億円、営業利益が同73.3%増の49.49億円、経常利益が同64.5%増の55.44億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同49.2%増の36.84億円となった。


建築設備事業の受注高は前年同期比7.0%減の1,108.28億円、売上高は同2.3%増の1,087.77億円、セグメント利益は同88.5%増の44.74億円となった。
受注高は、主にビル空調衛生、産業空調において前年同期に大型工事を受注したことによる反動等で減少したが、売上高は期首からの繰越工事が進捗したことにより増収、セグメント利益は増収及び繰越工事の利益率改善等により増益となった。

機械システム事業の受注高は前年同期比15.6%増の71.34億円、売上高は同13.8%増の75.28億円、セグメント利益は0.64億円(前年同期は3.85億円の損失)となった。
前年同期と比較して受注高、売上高ともに増加となり、セグメント利益は改善した。

環境システム事業の受注高は前年同期比35.3%増の262.59億円、売上高は同21.1%増の178.12億円、セグメント損失は5.61億円(前年同期は3.55億円の損失)となった。
受注高は、大型の廃棄物処理施設を受注した影響等により大幅に増加した。
売上高は期首からの繰越工事が進捗したことにより増収となったが、セグメント損失は大型工事の損益悪化により増加となった。

不動産事業の受注高は前年同期比1.3%増の18.00億円、売上高は同1.3%増の18.00億円、セグメント利益は同10.8%増の7.06億円となった。
テナント賃貸収入が増加し、増収増益となった。


2022年3月期通期については、売上高は前期比5.2%増の2,000億円、営業利益は同26.7%増の95億円、経常利益は同22.0%増の100億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同18.6%増の70億円とする、2021年5月14日に発表した連結業績予想を据え置いている。



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