(本文12段落の一部表現を修正しました)
[ニューヨーク 19日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル) .DJI
終値 16919.59(+ 80.85)
前営業日終値 16838.74(+175.83)
ナスダック総合 .IXIC
終値 4527.51(+19.20)
前営業日終値 4508.31(+43.38)
S&P総合500種 .SPX
終値 1981.60(+ 9.86)
前営業日終値 1971.74(+16.68)
19日の米国株式市場は続伸して終了した。7月の米住宅着工件数が良好だったこと
に加え、ホームセンター大手、ホーム・デポ HD.N の四半期決算が予想を上回る増収増益
となったことで買いが膨らんだ。
米アップル AAPL.O は前日終値比1.4%高の100.53ドルで終了。株式分割調
整ベースで最高値を更新した。
一般消費財関連株がS&Pの上昇を主導した。ホームセンターのホーム・デポ HD.N
は利益が予想を上回って1日の上昇率としては2009年5月以降で最大となる5.6%
高となり、過去最高値で終えた。
ホーム・デポと競合するホームセンター大手ロウズ LOW.N も2.1%高。
ダウ工業株30種 .DJI は80.85ドル(0.48%)高の1万6919.59ド
ル。
ナスダック総合指数 .IXIC は19.20ポイント(0.43%)高の4527.5
1。
S&P総合500種 .SPX は9.86ポイント(0.50%)高の1981.60。
PHLX住宅株指数 .HGX は1.7%上昇。7月の住宅着工件数は8カ月ぶりの高水
準で市場予想を上回り、住宅建築業界の間に楽観論が戻りつつあることを示す指標が新た
に加わった。
ウクライナとロシア国境付近の緊張状態が続き、過去数週間に市場の圧力となってき
たが、こうした指標は投資家が自信を取り戻すのに役立った。
フェデレーテッド・インベスターズの首席株式ストラテジスト、フィル・オーランド
氏は「中東、ロシアとウクライナなどをめぐる多くの地政学的な懸念が後退し、好調な経
済指標と力強い企業業績が投資家を動かし、株価を押し上げている。われわれが第2・四
半期中に確認できると期待していた住宅市場の強さもやっと見え始めた」と話した。
四半期決算の結果を好感して米ディスカウント衣料小売り大手TJX TJX.N は8.
7%高、スポーツ用品のディックス・スポーティング・グッズ DKS.N は1.6%上昇し
た。
対照的に米化粧品メーカーのエリザベス・アーデン RDEN.O は23.3%の大幅安と
なった。有名人の香水ブランド販売が予想を上回る落ち込みとなり、四半期損失が過去最
大となったことが嫌気された。
BATSグローバル・マーケッツのデータによると、すべての米取引所の合算出来高
は約45億株で、過去5日間の平均である52億株を下回った。
[ニューヨーク 19日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル) .DJI
終値 16919.59(+ 80.85)
前営業日終値 16838.74(+175.83)
ナスダック総合 .IXIC
終値 4527.51(+19.20)
前営業日終値 4508.31(+43.38)
S&P総合500種 .SPX
終値 1981.60(+ 9.86)
前営業日終値 1971.74(+16.68)
19日の米国株式市場は続伸して終了した。7月の米住宅着工件数が良好だったこと
に加え、ホームセンター大手、ホーム・デポ HD.N の四半期決算が予想を上回る増収増益
となったことで買いが膨らんだ。
米アップル AAPL.O は前日終値比1.4%高の100.53ドルで終了。株式分割調
整ベースで最高値を更新した。
一般消費財関連株がS&Pの上昇を主導した。ホームセンターのホーム・デポ HD.N
は利益が予想を上回って1日の上昇率としては2009年5月以降で最大となる5.6%
高となり、過去最高値で終えた。
ホーム・デポと競合するホームセンター大手ロウズ LOW.N も2.1%高。
ダウ工業株30種 .DJI は80.85ドル(0.48%)高の1万6919.59ド
ル。
ナスダック総合指数 .IXIC は19.20ポイント(0.43%)高の4527.5
1。
S&P総合500種 .SPX は9.86ポイント(0.50%)高の1981.60。
PHLX住宅株指数 .HGX は1.7%上昇。7月の住宅着工件数は8カ月ぶりの高水
準で市場予想を上回り、住宅建築業界の間に楽観論が戻りつつあることを示す指標が新た
に加わった。
ウクライナとロシア国境付近の緊張状態が続き、過去数週間に市場の圧力となってき
たが、こうした指標は投資家が自信を取り戻すのに役立った。
フェデレーテッド・インベスターズの首席株式ストラテジスト、フィル・オーランド
氏は「中東、ロシアとウクライナなどをめぐる多くの地政学的な懸念が後退し、好調な経
済指標と力強い企業業績が投資家を動かし、株価を押し上げている。われわれが第2・四
半期中に確認できると期待していた住宅市場の強さもやっと見え始めた」と話した。
四半期決算の結果を好感して米ディスカウント衣料小売り大手TJX TJX.N は8.
7%高、スポーツ用品のディックス・スポーティング・グッズ DKS.N は1.6%上昇し
た。
対照的に米化粧品メーカーのエリザベス・アーデン RDEN.O は23.3%の大幅安と
なった。有名人の香水ブランド販売が予想を上回る落ち込みとなり、四半期損失が過去最
大となったことが嫌気された。
BATSグローバル・マーケッツのデータによると、すべての米取引所の合算出来高
は約45億株で、過去5日間の平均である52億株を下回った。