[北京/香港 22日 ロイター] - 中国のアルミニウム大手中国アルミ(チャルコ)が22日に発表した2021年決算は、純利益が50億8000万元(約7億9865万ドル)だった。前年比564.6%の増益で、2007年以来14年ぶりの大幅黒字を記録した。
アルミナとアルミニウムの価格上昇や生産拡大が寄与した。売上高は45%増の2697億元。
チャルコによると、世界のアルミナ価格は昨年、平均で22%上昇した。上海のアルミニウム先物は30%超上昇し、ロンドン金属取引所(LME)アルミ3カ月物は42%上昇した。
チャルコの21年のアルミナ生産量は前年比11.7%増の1623万トン。アルミニウム生産量は4.6%増の386万トンで、3年ぶりに増加した。
21年第4・四半期は2億2790万元の純損失。第3・四半期は22億元の純利益を計上していた。