■今後の見通し
2022年12月期通期の業績予想は、本決算発表時点では、感染管理事業の市場動向に不明な点が多いことから、未定としている(医薬品事業の業績予想のみ公表)。
主な理由としては、2022年1月20日において、大幸薬品 (T:4574)の衛生管理製品4品目に対し、消費者庁より景品表示法に基づく措置命令を受けており、現在は今後の業績への影響を見極めている段階であるためである。
医薬品事業の売上高予想は4,429百万円(前期比1.8%増)と前期からやや上向きとなる予想である。
そのうち国内医薬品事業は売上高3,044百万円(前期比2.0%減)を予想する。
過去2年にわたるコロナ禍では、人々の行動が制限され、「正露丸」や「セイロガン糖衣A」の利用機会が減少した。
2022年12月期は、このような環境が長期化することも想定して微減予想となった。
「正露丸」は誕生から120周年を迎えたため、「正露丸」が本来持つ商品特性をブランドの歴史とともに伝えるキャンペーンを展開し、若年層へのアプローチも強化する計画だ。
海外医薬品事業は売上高1,385百万円(前期比11.3%増)を予想する。
伸びしろのある海外市場で成長を目指す考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
2022年12月期通期の業績予想は、本決算発表時点では、感染管理事業の市場動向に不明な点が多いことから、未定としている(医薬品事業の業績予想のみ公表)。
主な理由としては、2022年1月20日において、大幸薬品 (T:4574)の衛生管理製品4品目に対し、消費者庁より景品表示法に基づく措置命令を受けており、現在は今後の業績への影響を見極めている段階であるためである。
医薬品事業の売上高予想は4,429百万円(前期比1.8%増)と前期からやや上向きとなる予想である。
そのうち国内医薬品事業は売上高3,044百万円(前期比2.0%減)を予想する。
過去2年にわたるコロナ禍では、人々の行動が制限され、「正露丸」や「セイロガン糖衣A」の利用機会が減少した。
2022年12月期は、このような環境が長期化することも想定して微減予想となった。
「正露丸」は誕生から120周年を迎えたため、「正露丸」が本来持つ商品特性をブランドの歴史とともに伝えるキャンペーンを展開し、若年層へのアプローチも強化する計画だ。
海外医薬品事業は売上高1,385百万円(前期比11.3%増)を予想する。
伸びしろのある海外市場で成長を目指す考えだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)