[北京 27日 ロイター] - 中国南部の広西チワン族自治区で21日に中国東方航空機が墜落した事故で、現場の作業員は26日、事故当時の飛行状況などを記録した「ブラックボックス」を回収した。
中国東方航空のMU5735便は21日、雲南省昆明市から広東省広州市に向かう途中に墜落した。乗員・乗客132人全員の死亡が確認され、死亡者数は28年ぶりの多さという惨事になった。
国営メディアが報じたところによると、回収されたブラックボックスは北京に送られた。当局はブラックボックスの解析により事故の原因究明を急ぐ。パイロットらの音声を記録するボイスレコーダーは24日に既に発見されており、専門家に送られている。