[上海 5日 ロイター] - 中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は、従業員持株制度を通じて、従業員と退職者に総額614億0400万元(96億5000万ドル)の配当を支払うことを明らかにした。
上海清算所に提出した文書で明らかにした。
先週公表された2021年の年次報告書によると、従業員と退職者は計13万1507人。同社は民間企業で、従業員が全株式を保有しているという。
21年通期の売上高は、米国の制裁が重しとなり、29%減の6368億元だった。純利益は76%増の1137億元だったが、米国の圧力を受けて、格安スマートフォン部門とサーバー部門を売却したことが増益の主因となった。