■会社概要
1. 会社概要
ヴィンクス (T:3784)は、経営理念に「人々のくらしと流通企業のビジネス活動を情報システム技術で融合し、豊かな社会の実現に貢献します。
」を掲げ、流通小売業のDXをリードするITサービス企業である。
流通小売業を熟知した高度な開発力・技術ノウハウ・サービス力をベースとして、大手流通小売グループ向け中心に、キャッシュレス・セルフPOSシステム、タッチレスPOSシステム、カートPOSシステムのPOS関連、顧客管理・分析のCRM関連、さらにAIを活用した来店客数予測や自動発注システムのMD関連など、システム開発やソリューションサービスを展開している。
本社は大阪市北区で、事業所は東京オフィス(東京都墨田区)、幕張オフィス(千葉市美浜区)、名古屋オフィス(名古屋市中区)、松山オフィス(愛媛県松山市)、大崎オフィス(東京都品川区)、データセンター(大阪市北区)、戸田監視センター(埼玉県戸田市)に展開している。
2021年12月期末の総資産は20,505百万円、純資産は11,138百万円、資本金は596百万円、自己資本比率は50.1%、発行済株式数は17,718,000株(うち自己株式数900,572株)である。
2021年10月には厚生労働省より女性活躍推進企業の認定マーク「えるぼし」(3段階目)を取得した。
2021年11月には総務省より「テレワーク先駆者百選」に認定された。
2021年12月期末時点におけるグループ会社は、同社、国内連結子会社3社及び海外連結子会社4社となっている。
国内連結子会社は(株)4U Applications、(株)エリア、(株)Ui2、海外連結子会社は中国の維傑思科技(杭州)有限公司、マレーシアのVinx Malaysia Sdn.Bhd.、ベトナムのVINX VIETNAM COMPANY LIMITED、タイのVINX SYSTEM SERVICE (Thai Land) Co.,Ltd.である。
連結ベースの従業員数は1,403名である。
なお、同社は富士ソフト (T:9749)の連結子会社(2021年12月期末時点で同社議決権の61.42%を保有)である。
総合情報サービスを展開する富士ソフトグループ内において、同社は流通・サービス業、なかでも小売業に対する情報サービスの提供をコア事業領域として、独自のビジネスモデルの確立を図りながら事業展開している。
親会社との取引額は僅少であり、収益面での親会社への依存度は小さい。
また、役員の兼任はなく経営の独立性を保っている。
2. 沿革
1991年2月に旧(株)マイカル(現 イオンリテール(株))の子会社(株)マイカルシステムズとして設立、2002年3月に旧 マイカルが富士ソフトエービーシ(現 富士ソフト)に株式譲渡して富士ソフトが親会社となり、商号をヴィンキュラム ジャパン(株)に変更した。
その後、2005年12月にジャスダック証券取引所に株式上場、2013年4月に旧 (株)ダイエー系で同じ富士ソフトグループの(株)ヴィクサスを吸収合併して商号を(株)ヴィンクスに変更した。
2016年5月には東京証券取引所市場第2部に市場変更、2017年10月には東京証券取引所市場第1部に市場変更した。
なお2022年4月4日より東京証券取引所は新市場区分となり、同社はスタンダード市場へ上場した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
1. 会社概要
ヴィンクス (T:3784)は、経営理念に「人々のくらしと流通企業のビジネス活動を情報システム技術で融合し、豊かな社会の実現に貢献します。
」を掲げ、流通小売業のDXをリードするITサービス企業である。
流通小売業を熟知した高度な開発力・技術ノウハウ・サービス力をベースとして、大手流通小売グループ向け中心に、キャッシュレス・セルフPOSシステム、タッチレスPOSシステム、カートPOSシステムのPOS関連、顧客管理・分析のCRM関連、さらにAIを活用した来店客数予測や自動発注システムのMD関連など、システム開発やソリューションサービスを展開している。
本社は大阪市北区で、事業所は東京オフィス(東京都墨田区)、幕張オフィス(千葉市美浜区)、名古屋オフィス(名古屋市中区)、松山オフィス(愛媛県松山市)、大崎オフィス(東京都品川区)、データセンター(大阪市北区)、戸田監視センター(埼玉県戸田市)に展開している。
2021年12月期末の総資産は20,505百万円、純資産は11,138百万円、資本金は596百万円、自己資本比率は50.1%、発行済株式数は17,718,000株(うち自己株式数900,572株)である。
2021年10月には厚生労働省より女性活躍推進企業の認定マーク「えるぼし」(3段階目)を取得した。
2021年11月には総務省より「テレワーク先駆者百選」に認定された。
2021年12月期末時点におけるグループ会社は、同社、国内連結子会社3社及び海外連結子会社4社となっている。
国内連結子会社は(株)4U Applications、(株)エリア、(株)Ui2、海外連結子会社は中国の維傑思科技(杭州)有限公司、マレーシアのVinx Malaysia Sdn.Bhd.、ベトナムのVINX VIETNAM COMPANY LIMITED、タイのVINX SYSTEM SERVICE (Thai Land) Co.,Ltd.である。
連結ベースの従業員数は1,403名である。
なお、同社は富士ソフト (T:9749)の連結子会社(2021年12月期末時点で同社議決権の61.42%を保有)である。
総合情報サービスを展開する富士ソフトグループ内において、同社は流通・サービス業、なかでも小売業に対する情報サービスの提供をコア事業領域として、独自のビジネスモデルの確立を図りながら事業展開している。
親会社との取引額は僅少であり、収益面での親会社への依存度は小さい。
また、役員の兼任はなく経営の独立性を保っている。
2. 沿革
1991年2月に旧(株)マイカル(現 イオンリテール(株))の子会社(株)マイカルシステムズとして設立、2002年3月に旧 マイカルが富士ソフトエービーシ(現 富士ソフト)に株式譲渡して富士ソフトが親会社となり、商号をヴィンキュラム ジャパン(株)に変更した。
その後、2005年12月にジャスダック証券取引所に株式上場、2013年4月に旧 (株)ダイエー系で同じ富士ソフトグループの(株)ヴィクサスを吸収合併して商号を(株)ヴィンクスに変更した。
2016年5月には東京証券取引所市場第2部に市場変更、2017年10月には東京証券取引所市場第1部に市場変更した。
なお2022年4月4日より東京証券取引所は新市場区分となり、同社はスタンダード市場へ上場した。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)