■ビジネス・ブレークスルー (TYO:2464)の業績動向
(2) プラットフォームサービス事業
プラットフォームサービス事業の売上高は生徒数の増加により前年同期比27.6%増の2,434百万円と過去最高を更新し、セグメント利益も増収効果によって前年同期の14百万円から191百万円に拡大した。
AJISについては、前期はコロナ禍により2020年6月までオンライン教育で運営していたが、2022年3月期は適宜オンライン教育を組み入れながら、新型コロナウイルス感染症対策(以下、感染症対策)を実施してリアルでの運営を行った。
2021年夏季に「光が丘キャンパス」において前期に続く第2弾の校舎改装を実施し、収容能力の増強と学習環境の整備を図り、2021年8月の新学期の生徒数は前年同期比4.8%増の592名でスタートした。
2021年のAJIS生徒の大学合格実績において、日本国内の大学のみならず、各ランキング等において登場する世界のトップ10並びにトップ50の大学への合格実績を出しているが、今後も生徒が希望する大学への進学支援を一層強化する。
また、4年目となる文部科学省からの受託した「国際バカロレアに関する国内推進体制の整備」事業による「文部科学省IB教育推進コンソーシアム」の運営事業についても来期の継続が見込まれ、日本国内のIB教育の普及にも貢献していく考えだ。
AJBについては、2020年4月~5月にコロナ禍による緊急事態宣言発出等により縮小運営を強いられたが、2022年3月期は感染症対策を行ったうえで通常運営を行い、マイナス影響はなかった。
また、2021年4月に新規開校した「AJB下目黒キャンパス」は生徒数65名でスタートするなど順調な滑り出しを見せ、MISTについても2021年9月の新学期の生徒数が前年同期比49.8%増の183名でスタートした。
グループ全体の生徒数は前年同期比15%増となっており、ほぼ計画どおりの進捗となっている。
また、直近の開設した拠点であるMIST、AJB中野・下目黒の両キャンパスの黒字化の目途が立ち、これまでの投資フェーズから回収フェーズに入ることが予想され、今後さらに売上・営業利益の両面において業績貢献が期待できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
(2) プラットフォームサービス事業
プラットフォームサービス事業の売上高は生徒数の増加により前年同期比27.6%増の2,434百万円と過去最高を更新し、セグメント利益も増収効果によって前年同期の14百万円から191百万円に拡大した。
AJISについては、前期はコロナ禍により2020年6月までオンライン教育で運営していたが、2022年3月期は適宜オンライン教育を組み入れながら、新型コロナウイルス感染症対策(以下、感染症対策)を実施してリアルでの運営を行った。
2021年夏季に「光が丘キャンパス」において前期に続く第2弾の校舎改装を実施し、収容能力の増強と学習環境の整備を図り、2021年8月の新学期の生徒数は前年同期比4.8%増の592名でスタートした。
2021年のAJIS生徒の大学合格実績において、日本国内の大学のみならず、各ランキング等において登場する世界のトップ10並びにトップ50の大学への合格実績を出しているが、今後も生徒が希望する大学への進学支援を一層強化する。
また、4年目となる文部科学省からの受託した「国際バカロレアに関する国内推進体制の整備」事業による「文部科学省IB教育推進コンソーシアム」の運営事業についても来期の継続が見込まれ、日本国内のIB教育の普及にも貢献していく考えだ。
AJBについては、2020年4月~5月にコロナ禍による緊急事態宣言発出等により縮小運営を強いられたが、2022年3月期は感染症対策を行ったうえで通常運営を行い、マイナス影響はなかった。
また、2021年4月に新規開校した「AJB下目黒キャンパス」は生徒数65名でスタートするなど順調な滑り出しを見せ、MISTについても2021年9月の新学期の生徒数が前年同期比49.8%増の183名でスタートした。
グループ全体の生徒数は前年同期比15%増となっており、ほぼ計画どおりの進捗となっている。
また、直近の開設した拠点であるMIST、AJB中野・下目黒の両キャンパスの黒字化の目途が立ち、これまでの投資フェーズから回収フェーズに入ることが予想され、今後さらに売上・営業利益の両面において業績貢献が期待できる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)