◆日経平均は2万7172円00銭(328円51銭高)、TOPIXは1908.05ポイント(17.99ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は後場増勢となり10億1005万株
4月14日(木)後場の東京株式市場は、ロシアが再びウクライナの首都キーウ攻撃を辞さない構えと伝えられ、資源エネルギー高騰に関連する銘柄が動意を強め、非鉄金属、鉱業、石油石炭株などに一段高の銘柄が目立った。電力株も原発再稼働への期待などで一段高。日経平均は前引けより60円ほど値を消して始まり、大引けまで上げ幅300円前後のまま一進一退だったが、昨13日の508円高に続いて2日続伸となった。
後場は、東京電力ホールディングス<9501>(東証プライム)が原発再稼働への期待などで一段ジリ高隣高値を更新。東邦亜鉛<5707>(東証プライム)は亜鉛の建値高など好感され一段ジリ高。マルハニチロ<1333>(東証プライム)はサケの養殖事業を国内でも行うことなどで一段ジリ高。川崎地質<4673>(東証スタンダード)は四半期決算が好感されて前場ストップ高のまま大引けまで買い気配。ジィ・シィ企画<4073>(東証グロース)は健康経営サポートサービス新サイトなど好感されて一時ストップ高。
東証プライム市場の出来高概算は後場増勢となり10億1005万株(前引けは4億9315万株)、売買代金は2兆3422億円(同1兆1902億円)。プライム上場1839銘柄のうち、値上がり銘柄数は1346(前引けは1245)銘柄、値下がり銘柄数は442(同509)銘柄。
また、東証33業種別指数は31業種(前引けは29業種)が値上がりし、値上がり率上位は、空運、鉱業、海運、非鉄金属、陸運、鉄鋼、電気機器、卸売り、石油石炭、ガラス土石、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)