[香港 17日 ロイター] - 中国の中堅不動産開発会社、中梁控股集団は17日、6億2900万ドル相当の2022年満期債を、新たに発行する23年満期債に交換することで保有者の承認を得たと発表した。
同社は22年5月と7月に満期を迎える総額7億2900万ドル相当の債券について承認を求めていた。
合意が得られなかった残りの22年満期債については、期日通りの償還は見込まれないとし、保有者に交換への合意を促した。また「当社を含む中国不動産開発会社が直面する流動性の問題は引き続き深刻だ」と述べた。
22年7月満期債のうち交換に応じたのは83.66%にとどまり、中梁は90%としていた最低条件を撤回した。5月満期債は90%強が交換に応じた。
中梁は新たに23年4月満期の優先債2億0144万ドルと同12月満期の優先債4億2840万ドルを発行し、22年満期債と交換する。