[ロンドン 16日 ロイター] - 英銀バークレイズは、米国での証券販売巡る問題で再提出が必要になっていた年次報告書(20─F)を5月中に米証券取引委員会(SEC)に提出するとの見通しを示した。これにより、自社株買いが再開される見込みとなった。
バークレイズは3月下旬、仕組み商品部門が約1年間にわたり販売した証券が当局と合意した枠を上回っていたことが判明し、年次報告書の再提出が必要になったと明らかにした。これに伴い、自社株買いを一時的に停止していた。
年次報告を再提出すれば、すぐにも自社株買いが再開できる見込みだと説明した。バークレイズは第2・四半期中の再開を目指していた。