[香港 30日 ロイター] - 中国の不動産開発、新城発展は米ドル債の発行を計画している。タームシートで明らかになった。
中国の不動産開発部門は昨年、資金繰りが悪化。今年、米ドル債を起債した企業はごくわずか。
期間364日のグリーン債を起債する。予想利回りは7.95%。
調達した資金は、1年以内に期限を迎える中長期のオフショア債の借り換えとグリーンプロジェクトに充当する。
リフィニティブのデータによると、同社は6月に4億ドル、8月と9月に計4億ドルの社債が期限を迎える。
格付け会社ムーディーズは今月、新城発展のコーポレート・ファミリー・レーティングをBa1からBa2に引き下げた。販売低迷、流動性バッファーの縮小、資金調達難が理由。