[東京 22日 ロイター] - 三井住友フィナンシャルグループは22日、SBIホールディングスに1割程度出資する方向で最終調整しているとの一部報道について、「さまざまな提携の機会を検討していることは事実」とするコメントを発表した。現時点で決定している事実はないとしている。
SBIHDも同日、三井住友FGと同様に、「報道の内容を含むさまざまな提携の機会を検討していることは事実」とするコメントを発表。現時点で決定している事実はなく、開示すべき事項を決定した場合は速やかに公表するとしている。
日本経済新聞電子版は21日夕、SBIHDが第三者割当増資を実施する見通しで、三井住友FGが1割を持つ場合、出資額は600億円以上となる可能性が高いと報じた。出資は米金融当局の承認が前提で、調整を進めており、SBIHDも三井住友FGへの少額出資を検討しているもようと伝えた。