サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

NATO、30年までに炭素排出45%削減 50年までに実質ゼロへ

発行済 2022-06-29 10:38
更新済 2022-06-29 10:46
© Reuters.  6月28日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、2030年までに民間と軍の温室効果ガス排出量を少なくとも45%削減し、50年までに実質ゼロにするこ

[マドリード 28日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は28日、2030年までに民間と軍の温室効果ガス排出量を少なくとも45%削減し、50年までに実質ゼロにすることを目指すと表明した。NATOの目標が発表されるのは初めて。

NATO首脳会議に合わせて行った演説で「簡単なことではないが、実現は可能だ」と述べた。

50年までのカーボンニュートラルにコミットすることで、産業革命前からの気温上昇を1.5度に抑えるという気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」の目標に合致させる。

© Reuters.  6月28日、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、2030年までに民間と軍の温室効果ガス排出量を少なくとも45%削減し、50年までに実質ゼロにすることを目指すと表明した。マドリードで撮影(2022年 ロイター/Violeta Santos Moura)

目標の対象には早期警戒管制機「AWACS」、イタリアを運用拠点とする無人機、ブリュッセルの本部のほか、モンス(ベルギー)、ナポリ(イタリア)、ブルンスム(オランダ)などにある軍事拠点も含まれる。

同盟国が自国軍の排出量を削減できるよう支援することも目指す。

ただ、軍の排出量は各国の削減目標から除外されることが多い。米ボストン大学のネタ・クロフォード氏が19年に発表した研究によると、米国防総省は世界で最も多くの石油を消費している。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます