[ベルリン 1日 ロイター] - ドイツ機械装置産業連盟(VDMA)が1日発表した5月のエンジニアリング受注は、前年同月比13%増加した。供給網の問題が続いているものの、機械や設備に対する海外需要が堅調なことが示された。
増加は3カ月ぶりだが、前年同月の受注が低調だったことによる反動増の面もある。
VDMAの経済担当オラフ・ウォルトマン氏は受注の増加について「さまざまな負担にもかかわらずエンジニアリング部門の顧客が投資計画を撤回していないことを示している」と分析した。
「大幅な時間のロスを防ぎながら受注を処理することが重要な課題だ」と指摘した。
5月の国内受注は6%増加した。海外受注は16%増で、ユーロ圏からの受注が33%増と急増した。