40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

北欧航空SAS、米で連邦破産法の適用申請 ストが経営圧迫

発行済 2022-07-05 15:37
更新済 2022-07-05 16:36
© Reuters.  7月5日、北欧の航空会社SASは、米国で連邦破産法11条の適用を申請したと明らかにした。写真はコペンハーゲン空港で7月4日撮影。提供写真(2022年 ロイター/TT News Agency

[ストックホルム 5日 ロイター] - 北欧の航空会社SASは5日、米国で連邦破産法11条の適用を申請したと明らかにした。パイロットによるストライキが財務と流動性に影響を及ぼしていると警告している。

今後も顧客へのサービスを継続する方針だが、4日に始まったパイロットのストがフライトスケジュールに影響を及ぼす見通し。

同社は改革を急ぐことが破産法適用申請の目的だと表明。計画の主要部分を実行に移すため、破産法の適用を申請したと説明した。

SASはパイロットとの賃金交渉が4日に決裂。赤字に陥るSASにとっては存続の危機となるほか、夏休みを迎える欧州旅行が混乱する恐れもある。

同社は短期的な事業上の責務を果たすための流動性はあるが、ストが流動性と財務に悪影響を及ぼしており、長期化すれば重大な影響が及ぶ可能性があると表明した。

ノルドネットのアナリストは、米破産法の申請はSASが新たな出発を必要としており、ストライキが長引くと予想していることを示すと指摘。「米破産法11条申請のタイミングは早かった。経営陣や取締役会は、事態が非常に深刻だと全ての利害関係人に明示したがっている」と述べた。

世界の航空業界では新型コロナウイルスのパンデミック中に南米LATAMやフィリピン航空など複数社が米破産法11条の適用を申請した。フィリピン航空は破産法の下での手続きを完了、LATAMは今年後半の再生を見込んでいる。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます