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三機サービス---22年5月期増収、納期が比較的短期となる商材を主とした提案等を実施

発行済 2022-07-15 11:19
更新済 2022-07-15 11:30
© Reuters.
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三機サービス (TYO:6044)は14日、2022年5月期連結決算を発表した。
売上高は前期比0.5%増の115.81億円、営業利益は同23.4%減の2.21億円、経常利益は同23.6%減の2.24億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同12.3%減の1.54億円となった。


同社グループは、24時間365日稼働のコールセンターを核としたすべての設備機器を対象とするサービスを強みとして、社内に蓄積されたノウハウやデータに基づき突発的な修理不具合を未然に防止するための保全メンテナンスや機器入替、また、環境改善を考えた省エネ等の提案営業を行うことで、顧客の潜在的ニーズを掘り起こすことに注力してきた。
また、自社メンテナンスエンジニアの多能工化を推進することや新入社員の早期育成を行うために、引き続き研修センターでの実機研修による人材育成を行ってきた。


当年度については、省エネ提案のメインターゲットである病院において、新型コロナウイルス感染症拡大による緊急事態宣言・まん延防止等重点措置の断続的な適用に伴い、現地調査を含む提案や着工の延期が発生している。
また、半導体や樹脂材料等の供給不足に加えて、世界情勢の不安定化の影響により、インバータやブレーカー等の納期がさらに遅延し、省エネ提案に対する需要は多くあるものの着工が延期されている状況でもある。
この状況の中、納期が比較的短期となる商材を主とした提案等を実施し、売上高は増収となったが、売上原価は前期比2.6%増の91.27億円となった。
また、販売費及び一般管理費は、前年より引き続き業務の効率化を進め、同4.6%減の22.33億円となり、各利益は減益となった。


2023年5月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比24.1%増の143.70億円、営業利益が同108.2%増の4.60億円、経常利益が同105.9%増の4.62億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同99.4%増の3.07億円を見込んでいる。



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