[アルプデュエズ(フランス) 14日 ロイター] - 世界最高峰の自転車ロードレース、ツール・ド・フランスは14日、ブリアンソンからアルプデュエズまでの第12ステージ(165.1キロ)を行い、トーマス・ピドコック(22、英国)が4時間55分24秒で優勝した。
東京五輪の自転車マウンテンバイクで金メダルに輝いたピドコックは、超級山岳アルプデュエズ(13.8キロ、平均勾配8.1%)の最終10キロを独走。「今年はツールで区間優勝を手にしたので、とても満足している。私は野心家。このレースで目標がもっと大きくなったと思う」と記者団に述べた。
ヨナス・ビンゲゴール(デンマーク)は6位に入り、総合首位を維持。3連覇を目指すタデイ・ポガチャル(スロベニア)は5位で、ビンゲゴールとは2分22秒差の総合2位につけている。