[ワシントン 18日 ロイター] - 米国防総省は18日、米防衛大手レイセオン・テクノロジーズの「極超音速吸気式兵器コンセプト」(HAWC)のミサイル発射実験が今月成功したと発表した。同極超音速ミサイルの開発ではレイセオンと米ロッキード・マーチンが最終的な契約獲得を目指して競っている。昨年9月以降の米国として4度の発射実験ではレイセオンは今回を含め、2度とも成功した。
ロッキードは1度成功し、もう1度は失敗している。2013年以来の米国による同実験では今回で通算3度目の成功となる。
同ミサイルは音速の5倍以上で飛行し、迎撃が困難とされる。開発計画は国防総省の国防高等研究計画局(DARPA)が管轄している。