[ベルリン 18日 ロイター] - ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下で同社の筆頭株主である高級スポーツ車大手ポルシェのオリバー・ブルーム最高経営責任者(CEO)は18日の社内イベントでポルシェ上場計画について発言し、部分上場の仕組みを巡る合意がどんな形になるかを数週間のうちにもっと具体化できると語った。
ブルーム氏は「ポルシェの独立性がどのように構築されるかを巡って明確な合意を交わせることが極めて重要だ」と指摘。VWグループの規模のメリットを引き続き活用しながら、ポルシェとして迅速な経営判断ができるようになることが大事だと述べた。
両社は今年2月にポルシェ上場で暫定合意し、上場によってポルシェがふさわしい株価評価を得るようになると期待している。計画では上場は今年10-12月の見込み。