[19日 ロイター] - 米デラウェア州裁判所は19日、ツイッターが電気自動車(EV)大手・テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)を相手取り起こした訴訟について、10月に審理を開始すると明らかにした。
ツイッターは12日、同社に対する440億ドルの買収契約を解除したのは不当とし、マスク氏を提訴。ツイッターは9月の審理、マスク氏は来年2月の審理をそれぞれ求めていた。
判事は、両者とも迅速に裁判に対応する能力があるほか、ツイッターは上場企業として不透明性を速やかに解決すべきという認識を示し「現実的に裁判の遅れは、売り手側に回復不可能な損害が生じる恐れがある」と述べた。裁判の日程を調整するよう当事者に要請。審理は5日間続くとした。
19日午後のツイッター株は3.4%上昇した。
マスク氏の代理人からはコメントを得られなかった。
ツイッターの広報担当者は「裁判所が審理の迅速化に同意したことをうれしく思う」と述べた。
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