[モスクワ 26日 ロイター] - 26日の市場で、ロシアの通貨ルーブルが対ドル、対ユーロで急落し約2週間ぶりの安値を付けた。市場では為替介入の可能性やロシアの財政規則の調整に関するニュースを引き続き警戒している。
1520GMT(日本時間27日午前0時20分)時点で、ルーブルは対ドルで3.6%安の60.20ルーブルと7月11日以来の安値。対ユーロでは3.2%安の61.10ルーブルと2週間超ぶりの安値を付けた。
市場では「外貨需要の増加は新たな予算規則に関連する期待だけでなく、外貨建てローンの返済が続いていることが要因となっている可能性がある」との見方が出ていた。