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東京株式市場・大引け=反発、イベント前で様子見広がる 出来高は今年最低

発行済 2015-03-05 15:26
東京株式市場・大引け=反発、イベント前で様子見広がる 出来高は今年最低
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[東京 5日 ロイター] - 日経平均 .N225 終値      18751.84 +48.24 寄り付き    18658.16 安値/高値   18655.36─18767.5

TOPIX .TOPX 終値       1523.72 +6.71 寄り付き     1515.01 安値/高値    1514.72─1524.31

東証出来高(万株) 182465 東証売買代金(億円) 21555.27

東京株式市場で日経平均は3日ぶりに反発。前日の米国株安を嫌気し、朝方は売りが先行 したものの、先高期待からプラス圏に切り返した。国内外投資家による継続買いが観測さ れ、底堅い地合いが続いた。もっとも、今晩の欧州中央銀行(ECB)理事会や週末の米 雇用統計など重要イベントを前に様子見ムードも強い。東証1部の出来高は今年最低とな った。

米国株で利益確定売りが強まるなか、序盤の東京市場では自動車株や電機株などに売 りが先行した。テクニカル面での短期的な過熱感も意識され、日経平均は一時48円安と なった。ただ、日銀が2日連続でETF(上場投資信託)買い入れを実施するなど良好な 需給環境を背景に押し目買いが強く、下値は限定された。

市場では「優良大型株の堅調な値動きが目立つ。機関投資家などがTOPIX型の買 いを入れているようだ」(内藤証券・投資調査部長の田部井美彦氏)という。TOPIX の上昇率はプラス0.44%と、日経平均の同0.26%を上回った。三菱UFJ<8306. T>などメガバンクが買われたほか、NTTドコモ 9437.T 、7&iHD 3382.T など内需 株が堅調だった。

もっとも後場は日経平均1万8700円前半でのもみ合いが継続。イベントを控え積 極的に上値は買いにくいという。東証1部の出来高は20億株を割り込んだほか、売買代 金も2015年1月26日以来、2カ月超ぶりの低水準だった。

個別銘柄では、武田薬 4502.T や小野薬品工業 4528.T が昨年来高値を更新。米国市 場でヘルスケア株に関心が向かった流れなどを引き継いだ。また、帝人 3401.T が反発。 大和証券がレーティングを「3」から「2」に引き上げた。目標株価は450円(従来2 60円)。2016年度には、構造改革の成果が本格的に発言することで営業利益水準が 500億円に達するとみている。

東証1部騰落数は、値上がり927銘柄に対し、値下がりが794銘柄、変わらずが 139銘柄だった。

(杉山容俊)

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