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クレディ・スイス、ソフトバンクGへの訴訟手続き着手=関係筋

発行済 2022-08-11 16:24
更新済 2022-08-12 09:54
© Reuters.  英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は11日、スイスの金融大手クレディ・スイスが先週、4億4000万ドルの係争を巡りソフトバンクグループに対する正式な法的手続きを開始す

[11日 ロイター] - スイスの金融大手クレディ・スイスが、経営破綻した英金融会社グリーンシル・キャピタルのファンドに関連する未回収資金4億4000万ドルを巡り、ソフトバンクグループに対する訴訟手続きを開始する許可を英裁判所に求めた。事情に詳しい関係筋の話で11日、明らかした。

クレディ・スイスは、グリーンシルの融資によって米新興建設会社カテラに渡った顧客資金の回収に取り組んでいる。カテラはソフトバンクGの出資を受けているが、昨年破産申請した。

クレディ・スイスはグリーンシルに関連した100億ドル規模のサプライチェーンファイナンス(SCF)ファンドの閉鎖で打撃を受けており、これに絡む資金の回収を目指してきた。今回の動きもその一環。

2021年に米国の裁判所に提出された資料によると、クレディ・スイス側は、カテラが20年に実施した経営再建についてソフトバンクGが把握していたと主張。この経営再建によってクレディ・スイスの顧客資産が実質的に回収不能になったという。

ソフトバンクGは文書で、英国での訴訟手続きの開始について、クレディ・スイスは自社の投資判断のまずさをソフトバンクの責任にしようとしていると反発。

ソフトバンクGの関連企業がクレディ・スイスやそのファンドの利益を損なおうと意図したり、実際に害したというあらゆる誤った指摘を断固として否定するとし、法廷に持ち込まれれば争う考えを示した。

クレディ・スイスは昨年、カテラからの未回収資金を巡りソフトバンクGと関連会社などを英国で訴えるのに必要だとして、米国の裁判所に情報を求める請願書を提出した。

孫正義会長兼社長を含めソフトバンクG経営陣がカテラの経営再建計画について何を把握していたかを明らかにしたい考えだ。

クレディ・スイスはコメントを控えた。

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