[25日 ロイター] - ミャンマーの4─7月の天然ガス輸出収入が8億ドルだったと、国営紙グローバル・ニュー・ライト・オブ・ミャンマーが25日に報じた。
同国では昨年の軍事クーデター以降、経済が混乱に陥っており、軍事政権が外貨準備の増強を急いでいる。
商業省によると、4─7月は主に4つの海底ガス田からパイプラインを通じて7789万キロリットルの天然ガスを輸出。輸出収入は前年同期を6070万ドル上回った。大半はタイと中国に輸出された。
海底ガス田では、タイのPTTエクスプロレーション・アンド・プロダクション(PTTEP)が生産・輸出を行っている。シェブロンとトタルエナジーズは人権状況の悪化を理由に1月にミャンマーから撤退した。