[東京 25日 ロイター] - 旧村上ファンド系の投資会社、シティインデックスイレブンス(東京都渋谷区)などが、ベンチャーキャピタル大手のジャフコ グループ株の保有比率を10.75%に減らしたことが、25日提出の変更報告書(報告義務発生は18日)で分かった。直前の保有比率は計11.87%だった。
変更報告書によると、シティなどは16日から18日までの3日間に連日、市場内で株式を処分している。
ジャフコは15日、シティなどが株式を大量に買い付けている動きを踏まえ、対応方針を導入すると発表していた。ジャフコは、旧村上ファンド系が8月5日時点で15%弱の株式を保有していると説明し、今後、51%を取得する可能性があることが示唆されたとしていた。