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EU当局、オミクロン対応ワクチン2種類承認 冬の感染拡大に備え

発行済 2022-09-02 00:14
更新済 2022-09-02 00:19
© Reuters. 欧州医薬品庁(EMA)は、新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対応するよう改良された米モデルナ製および米ファイザー・独ビオンテック製の2種類のワクチンをブースター接種向

[1日 ロイター] - 欧州連合(EU)の医薬品規制当局、欧州医薬品庁(EMA)は1日、新型コロナウイルスのオミクロン変異株に対応するよう改良された米モデルナ製および米ファイザー・独ビオンテック製の2種類のワクチンをブースター(追加)接種向けに承認した。冬の感染拡大の可能性に備える。

承認されたのはオミクロン変異株の派生型「BA.1」と従来型のウイルスに対応する「2価」ワクチン。少なくとも初回接種を済ませている12歳以上が接種対象となる。

欧州委員会が近く最終承認する見通し。

ドイツのラウターバッハ保健相は、ドイツでは来週にも新たに承認されたワクチンの接種を開始できるという見通しを示した。

英政府は8月、世界で初めて従来株とオミクロン変異株に対応するモデルナ製の2価ワクチンをブースター接種向けに承認。その後、スイスとオーストラリアも承認した。

また、米国食品医薬品局(FDA)は8月31日、従来株とオミクロン変異株の派生型「BA.4」と「BA.5」に対応するよう改良したモデルナ製およびファイザー・ビオンテック製の2価ワクチンをブースター接種向けに承認した。

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