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【株式市場】日経平均は31円安、4日続落だが後場は一時小高くなり底堅い

発行済 2022-09-05 16:17
更新済 2022-09-05 16:35
© Reuters.  【株式市場】日経平均は31円安、4日続落だが後場は一時小高くなり底堅い

◆日経平均は2万7619円61銭(31円23銭安)、TOPIXは1928.79ポイント(1.38ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は少なく8億1192万株

 9月3日(月)後場の東京株式市場は、前場軟調だった海運株が中国の電力不足一服などを受けて続々堅調に転じ、鉄鋼株も一段高。東京エレク<8035>(東証プライム)などは一段と下げ幅を縮め、ダイキン<6367>(東証プライム)や信越化<4063>(東証プライム)は一段と強含んだ。石油株や非鉄株は堅調自足。日経平均は44円安で始まり、米NASDAQ指数の直近6日続落は当面の利上げを織り込んだのではとの見方などから小高くなり、13時50分にかけては22円60銭高(2万7673円44銭)まで上げる場面があった。大引けは4日続落だが小幅安にとどまった。

 後場は、レーザーテック<6920>(東証プライム)が13時前に小高くなった後大引けまでジリ高。セグエグループ<3968>(東証プライム)は受注残拡大の観測など言われて一段ジリ高。マーキュリアホールディングス<7347>(東証プライム)も一段高となり8月に開始した自社株買い本格化の期待などで出直り幅拡大。建設技術研究所<9621>(東証プライム)は水害多発など思惑材料視され前場の高値圏で推移。日本リビング保証<7320>(東証グロース)は空き家1000万戸時代の報道など材料視され一段ジリ高。

 東証プライム市場の出来高概算は少なく8億1192万株(前引けは3億9673万株)、売買代金は1兆9986億円(同9751億円)。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は687(前引けは642)銘柄、値下がり銘柄数は1085(同1109)銘柄。

 また、東証33業種別指数は14業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、石油石炭、鉄鋼、鉱業、、機械、サービス、卸売り、海運、非鉄金属、情報通信、精密機器、金属製品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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