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ザラバ決算を手掛かりとした日替わり物色へ

発行済 2015-04-28 12:09
更新済 2015-04-28 12:33
ザラバ決算を手掛かりとした日替わり物色へ
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 日経平均は反発。
99.01円高の20082.33円(出来高概算9億6000万株)で前場の取引を終えている。
前日に決算を発表したファナック (TOKYO:6954)は、15年3月期から配当性向を従来の2倍の60%に引き上げると発表。
また、総還元性向で、今後5年間の平均で最大80%の範囲内で自社株買いを行うと伝えられるなか、買い気配スタートとなった。
指数インパクトの大きいファナックが日経平均をけん引する格好となったほか、ファーストリテ (TOKYO:9983)、KDDI (TOKYO:9433)、デンソー (TOKYO:6902)、トヨタ自 (TOKYO:7203)なども日経平均を押し上げる格好となった。
 一方で東エレク (TOKYO:8035)は米アプライドマテリアルズとの経営統合契約を解約すると発表。
三角株式交換も取りやめると伝えられるなか、売り気配から始まっている。
その他、コマツ (TOKYO:6301)やキヤノン (TOKYO:7751)など、決算内容が嫌気される格好で売りが先行するなど、決算の結果により明暗を分けている。
東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が過半数を占めている。
規模別指数では大型株指数の強さが目立つ。
セクターでは鉱業、保険、不動産、電力ガス、輸送用機器などが堅調。
半面、金属製品、その他金融、医薬品、繊維などが一服。
 ファナック (TOKYO:6954)のインパクトにより、日経平均は2万円を上回っての推移が続いている。
ただし、売買代金上位をみると高安まちまちであり、朝方賑わいをみせていた中小型株なども下げに転じるなど、祝日を控えていることもあってか、全体としては薄商いである。
そのため、ファナックを中心とした強い銘柄に短期筋の資金が集中しやすい需給状況でもある。
 また、ザラバにも決算発表が増えてきている。
自社株取得を発表する企業も増えるなか、限られた資金は瞬間的に集中する一方で逃げ足も速いだろう。
なお、後場の決算では、日立化成 (TOKYO:4217)、マブチ (TOKYO:6592)、東芝プラ (TOKYO:1983)、ジェイテクト (TOKYO:6473)、アイシン精 (TOKYO:7259)などが予定されている。
自動車部品辺りは自社株買いなどが期待されそうだ。
(村瀬智一)

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