[東京 27日 ロイター] - オリエンタルランド(OLC)は27日、2023年3月期連結業績予想を上方修正すると発表した。下期の入園者数が期初予想比上振れし、商品販売がけん引する形で売上高の増加を見込む。売上高は4421億円(従来4079億円)、営業利益は800億円(同502億円)、当期利益は559億円(同352億円)にそれぞれ修正した。
年間配当予想は30円から36円(中間配18円・期末配当予想18円)に修正した。22年3月期実績は年間28円だった。
OLCは東京ディズニーシーの新プロジェクト「ファンタジースプリングス」の開業について、工期の延長などを理由に2023年度中から24年度第1・四半期に延期した。投資額も、資材費・人件費の高騰などにより、従来予定の2500億円から3200億円に増加する見込みだという。