三洋化成工業 (TYO:4471)は10日、2023年3月期第2四半期(22年4月-9月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比14.1%増の884.39億円、営業利益が同33.6%減の39.32億円、経常利益が同7.4%増の73.68億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.8%増の47.19億円となった。
生活・健康産業関連分野の売上高は前年同期比14.2%増の296.99億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同31.5%減の4.50億円となった。
生活産業関連分野は、ポリエチレングリコールが中国・上海市でのロックダウンの影響により需要が減少したが、ヘアケア製品用界面活性剤が売り上げを伸ばし、製紙関連薬剤が堅調となり、売上高は好調に推移した。
健康産業関連分野は、高吸水性樹脂が主に中国市場で落ち込んだが、全拠点で原料価格高騰による価格改定を行い、売上高は増加した。
石油・輸送機産業関連分野の売上高は前年同期比18.0%増の239.13億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同35.5%減の13.24億円となった。
自動車シートなどに使われるポリウレタンフォーム用原料、自動車内装表皮材用ウレタンビーズ及び潤滑油添加剤が自動車減産により需要が減少したが、原料価格高騰による価格改定により売上高は大幅に増加した。
プラスチック・繊維産業関連分野の売上高は前年同期比10.9%増の141.45億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同29.8%減の14.04億円となった。
プラスチック産業関連分野は、主力の永久帯電防止剤が低調だったが、塗料コーティング用薬剤・添加剤が海外向けに売り上げを伸ばし、好調に推移した。
繊維産業関連分野は、炭素繊維用薬剤が順調に売り上げを伸ばし、また合成皮革・弾性繊維用ウレタン樹脂の販売も好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
情報・電気電子産業関連分野の売上高は前年同期比14.3%増の113.08億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同24.5%減の8.82億円となった。
情報産業関連分野は、コロナ禍で落ち込んだオフィスでの印刷需要が回復し、重合トナー用ポリエステルビーズの原料、粉砕トナー用バインダーの販売がともに好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
電気電子産業関連分野は、半導体用レジスト原料の好需要が一段落して減速傾向になりつつあるが、アルミ電解コンデンサ用電解液の需要が大幅に増加し、売上高は好調に推移した。
環境・住設産業関連分野他の売上高は前年同期比9.2%増の93.73億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同16.4%減の6.45億円となった。
環境産業関連分野は、海外向け高分子凝集剤用のカチオンモノマーが売り上げを伸ばし、売上高は大幅に増加した。
住設産業関連分野は、家具・断熱材などに用いられるポリウレタンフォーム用原料の販売が巣ごもり需要の一巡により横ばいとなったが、建築シーラント用原料が原料価格高騰による価格改定により売上高は大幅に増加し、好調に推移した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.2%増の1,840.00億円、営業利益が同7.3%減の110.00億円、経常利益が同5.7%増の135.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.3%増の90.00億円とする9月29日に修正した連結業績予想を据え置いている。
売上高が前年同期比14.1%増の884.39億円、営業利益が同33.6%減の39.32億円、経常利益が同7.4%増の73.68億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同6.8%増の47.19億円となった。
生活・健康産業関連分野の売上高は前年同期比14.2%増の296.99億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同31.5%減の4.50億円となった。
生活産業関連分野は、ポリエチレングリコールが中国・上海市でのロックダウンの影響により需要が減少したが、ヘアケア製品用界面活性剤が売り上げを伸ばし、製紙関連薬剤が堅調となり、売上高は好調に推移した。
健康産業関連分野は、高吸水性樹脂が主に中国市場で落ち込んだが、全拠点で原料価格高騰による価格改定を行い、売上高は増加した。
石油・輸送機産業関連分野の売上高は前年同期比18.0%増の239.13億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同35.5%減の13.24億円となった。
自動車シートなどに使われるポリウレタンフォーム用原料、自動車内装表皮材用ウレタンビーズ及び潤滑油添加剤が自動車減産により需要が減少したが、原料価格高騰による価格改定により売上高は大幅に増加した。
プラスチック・繊維産業関連分野の売上高は前年同期比10.9%増の141.45億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同29.8%減の14.04億円となった。
プラスチック産業関連分野は、主力の永久帯電防止剤が低調だったが、塗料コーティング用薬剤・添加剤が海外向けに売り上げを伸ばし、好調に推移した。
繊維産業関連分野は、炭素繊維用薬剤が順調に売り上げを伸ばし、また合成皮革・弾性繊維用ウレタン樹脂の販売も好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
情報・電気電子産業関連分野の売上高は前年同期比14.3%増の113.08億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同24.5%減の8.82億円となった。
情報産業関連分野は、コロナ禍で落ち込んだオフィスでの印刷需要が回復し、重合トナー用ポリエステルビーズの原料、粉砕トナー用バインダーの販売がともに好調に推移し、売上高は大幅に増加した。
電気電子産業関連分野は、半導体用レジスト原料の好需要が一段落して減速傾向になりつつあるが、アルミ電解コンデンサ用電解液の需要が大幅に増加し、売上高は好調に推移した。
環境・住設産業関連分野他の売上高は前年同期比9.2%増の93.73億円、営業利益は原料価格上昇に伴う売買スプレッド縮小などにより同16.4%減の6.45億円となった。
環境産業関連分野は、海外向け高分子凝集剤用のカチオンモノマーが売り上げを伸ばし、売上高は大幅に増加した。
住設産業関連分野は、家具・断熱材などに用いられるポリウレタンフォーム用原料の販売が巣ごもり需要の一巡により横ばいとなったが、建築シーラント用原料が原料価格高騰による価格改定により売上高は大幅に増加し、好調に推移した。
2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.2%増の1,840.00億円、営業利益が同7.3%減の110.00億円、経常利益が同5.7%増の135.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同34.3%増の90.00億円とする9月29日に修正した連結業績予想を据え置いている。