[深セン/香港 15日 ロイター] - 中国の騰訊控股(テンセント・ホールディングス)が動画配信、ゲーム、クラウドの各事業で新たな人員削減に着手したことが、消息筋4人の話で分かった。
削減対象は同社の6事業部門のうち、動画とニュースのプラットフォームであるプラットフォームおよびコンテンツ(PCG)、ゲーム事業のインタラクティブ・エンターテインメント(IEG)、クラウドおよびスマート産業(CSIG)の3部門。
消息筋のうち2人によると、IEGの一部従業員は先週、解雇を通知された。
テンセントはコメントを控えた。ロイターは人員削減の規模を確認できなかった。
中国のITセクターは規制強化に加え、新型コロナウイルス封じ込め策(ゼロコロナ政策)による景気減速という逆風に見舞われている。
テンセントは今年前半にも人員削減を実施しており、8月の発表によると、6月末の従業員数は11万0715人と、3月の11万6213人から減っていた。