[24日 ロイター] - ロシアのインターネット大手ヤンデックスは国内事業の売却と主要国際プロジェクトの切り離しについてプーチン大統領の承認を求めている。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が24日、複数の関係筋の話として報じた。
同社はプーチン大統領の承認を得るため、クドリン元財務相に非公式に協力を求めたという。
プーチン大統領が24日の会議で最終承認すれば、クドリン氏は会計検査院長官を辞任し、ヤンデックスの幹部に就任する見通し。
ヤンデックスは8月、ニュース配信やホームページなど一部事業を国営VKに売却すると発表した。VKはプーチン大統領とつながりが深い。ヤンデックスは引き換えにVKから食品配送会社デリバリー・クラブを取得した。